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TOP2008年J1第30節 アルビレックス新潟対鹿島アントラーズ 0−0 △
スターティングメンバー

新潟は松下がスタメン復帰しました。
鹿島は小笠原が長期離脱中ですがボランチには中後が入り、サブには増田、野沢と選手層の厚さを感じさせます。前回対戦時はフォワードには田代がスタメンで入っていましたが、興梠がポジションを奪っていました。

【試合内容】
序盤から鹿島の猛攻を受け新潟は防戦一方となりました。
マルキーニョスのミドルがポストを叩いたり、新潟のクリアミスを拾ったダニーロの強烈なシュートを打たれるなど失点は時間の問題かと思われましたが、一方的に攻められギリギリのところでしのぐというのを繰り返すうちに新潟が鹿島の攻めに慣れてきたのか、新潟が良い守備を見せる様になりました。

新潟の攻めはカウンターでいくつか良い形は作るもののシュートまでいかないという感じでした。
鹿島も新潟のカウンターに対し中盤の戻りが早く、またフォワードの興梠まで必死の守備をしていました。

前半は鹿島が決定機を逃し0−0で終わりました。
新潟は主導権を終始鹿島に握られていたものの、高い集中力の守備で前半をしのぎ切っていました。

後半も鹿島が主導権を握り新潟が守るという形は変わらず、新潟は前半同様の良い守備を出来ていました。

この試合の新潟の守備は今までに無いようなアグレッシブな感じで鹿島の攻めをはじき返していましたが、77分そのアグレッシブさが裏目に出てしまいました。
中盤での浮き玉の競り合いを千代反田が勢いよく上がりクリアに行きましたが、千代反田が触る前にダニーロが千代反田のいたスペースへ浮き玉のスルーパスを蹴りこまれてしまいました。(このプレーのダニーロの判断は凄かったです。。)
フリーで抜け出した興梠のシュートがゴール。。 かと思われましたが北野が奇跡的に左手に当てる超ファインセーブ!!

80分を過ぎるとコンパクトな陣形でプレスを続けてきた両チームにも疲れが見え始め、縦に間延びしスペースが空く様になってきました。

鹿島が野沢、増田、田代などフレッシュな選手を入れてくる中、新潟の交代はアレッサンドロ⇒河原のみでした。しかし監督が交代出来ないのも良く分かります。(この状況で選手を代えるとギリギリのバランスが崩れてしまいそうですしね。。)

ロスタイムに入り新潟はドロー狙いでマルシオ⇒海本の交代などで時間を使い切り0−0のドローとなりました。


大宮の勝利で順位を1つ落としましたが首位鹿島とのアウェイゲームでの勝ち点1はかなり大きいと思います。

また、ここ数試合リーグ戦では得点を取れていませんが、内容がどんどん良くなってきていると感じます。
新潟の選手は全員頑張ってましたが今日の主役はやはり北野ですね☆ 鹿島の興梠の決定的なシュートを防ぐ他にもクロスやコーナーキックに飛び出しパンチングでかなりの回数防いでましたしね(^^)

次節のホーム大宮戦は残留争いで最も大事な試合と言ってもいいと思います。
スタジアム全体で今までに無い位の声援をピッチで戦う選手へ送りましょう!!

残留争いについて(31節終了時点)


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