TOP ＞ ２０１０年 ＞ Ｊ１第１７節 アルビレックス新潟対京都サンガF.C. ２−０ ○
スターティングメンバー
ミシェウが退場というアクシデントに柔軟に対応した新潟が勝ち点３を手に入れました。
京都は前節の３−４−３が５バック状態になり、中盤がガラ空きになり守備時にはスペースを使われ、攻撃時にはボールの繋ぎ役がいないという苦しい展開でした。
４−３−３への変更は前節の反省をふまえてのものでしょう。
しかし、この試合でも中盤のマークがあまくディフェンスラインからボランチと下がってくるミシェウへのパスがスパスパ通り、京都のディフェンスがついていないのでターンしてボールをさばく事が出来ました。
ヨンチョルのゴールもミシェウのパスから生まれています。
京都は前線からのプレスでのバランスの悪さが目立ちました。
特にドゥトラが、全体的にいってない時に寄せすぎてしまうので、ギャップが生まれていました。
良い選手だけどまだフィットしていないという感じでしょうか。
しかし後半のミシェウの退場で流れは大きく変わります。
京都は一人少なくなり自陣に引いた新潟のディフェンスをなかなか崩せません。
１０人になっってしまった新潟にとっても苦しい時間が続いていたので、
曹永哲→三門の交代で４−３−２としました。
（三門が前目からプレッシャーをかけ、貴章は引き気味で守備重視、マルシオがワントップ気味）
攻めあぐねる京都は７４分に郭泰輝を上げてのパワープレーに入りました。
２０分近く時間を残す状況でのパワープレーに、監督交代したばかりという事からくる引き出しの少なさを感じます。
攻撃に人数をさけないので、攻撃はなかなかシュートまでもっていけませんでしたが、マルシオのコーナーキックがオウンゴールとゲームは決まりました。
この場面、新潟の選手はカウンターに備え３人しか上がっていませんでした。
その３人の誰かに合わすより、リスクと可能性を考え直接狙ったのでしょう。
次節はアウェイで山形戦です。
この試合と同じ様にアクシデントさえなければ主導権は握れるでしょう。
ただし、組織的な守備には苦しむかもしれません。
ミシェウは出場停止、ヨンチョルは代表に行っているので、かわってスタメンに入る選手、ベンチに入る選手に期待したいと思います。
順位表
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