TOP > 2009年 > J1第2節 アルビレックス新潟対鹿島アントラーズ 2−1○
新潟は開幕戦FC東京に4−1で勝利しました。開幕戦の勝利はJ1昇格後初です。 昨年度チャンピオンの鹿島は水曜日にACLのアウェイの試合があった為、厳しい日程となっていました。 【試合内容】 前半9分、右サイドで得たフリーキックにキッカーは松下。 今期はスタメンに高さ、強さのある選手が多く、松下のキックも正確なのでセットプレーからの得点が期待出来るかもしれませんね。 つづいて先制点からわずか3分後の前半12分。伊野波のトラップミスをカットしたマルシオが持ち前のキープ力を活かし鹿島ディフェンス2人を引きつけると、左サイドの裏に走り込んだのはペドロ。 マルシオがタイミング良くパスを出すとペドロがワンタッチでゴールへ流し込み2点目が入りました! ピンチとしては前半21分、本山の縦のフィードにマルキーニョスがオフサイドギリギリで飛び出しどフリーで北野と1対1に・・・ しかしマルキーニョスのトラップが流れ北野がキャッチして難を逃れました(^_^;) 前半30分、右サイドからのコーナーでワンバウンドしたボールを貴章がヘディングシュート! ジャストミートし強烈なボールが枠へ向かいましたが、ディフェンダーに当たって弾かれてしまいました。。 その後もゴールへねじ込もうと何度か蹴り込むも密集に弾かれてしまいゴールとはなりませんでした。 数多くのチャンスを作りながら追加点は奪えず2−0で前半終了となりました。 前半、新潟は攻撃だけでなく守備もうまくいっていました。
田代はそのままFWに入りましたが、新井場の代わりに左サイドバックに入ったのは何とダニーロ! 本山が攻撃なMFとなり小笠原と青木のダブルボランチとなりました。 この交代がピタリとはまり流れは完全に鹿島に傾きました。。 ボールが落ち着かなかった前半と違い小笠原が入ると中盤にボールが収まるようになり、セカンドボールが拾える様になりました。 小笠原は派手なプレーはしませんが、ボールコントロールの正確さでタメを作れるのと、高い統率力で中盤に落ち着きを与えていました。 新潟は2点差のリードがある事から無理をしなくなり、両ウイングが低いポジションを取り守備にまわる事が多くなりました。 その為、攻撃をしのいで蹴り出しても前線の人数が少ない為、セカンドボールを拾われ続ける苦しい展開が続きました。 一番のピンチは55分、後方からのロングボールに抜け出したマルキーニョスが新潟DFをかわし中央の野沢へパス。うまく合わせればゴールというボールでしたが野沢が大きくふかしてくれました(^_^;) 鹿島は前半からガラリと変わりましたが、流れに乗り切れてない選手が一人。左サイドバックにポジションを移したダニーロです。 貴章はサイドラインを背に役割を限定する事で迷う事なく高い身体能力を活かす様になってきました。 貴章に勝てる左サイドバックは滅多にいないのでは?? といっても流れは完全に鹿島です。これが前年度チャンピオンの実力でしょうか。。 88分にアクシデント発生。サイドでの攻防でラインに蹴り出しクリアしたジウトンのすねをマルキーニョスが足裏で強打(ToT) これは痛い。。。 再三のピンチをギリギリのところで防いでいましたが、ロスタイムが5分経過したあたりで鹿島にフリーキックの流れから岩政に頭で決められてしまいました。 何とか勝てましたがロスタイムまではギリギリで防げていたので、最後に失点してしまったのが悔やまれます。 0点で抑えられれば一番良かったのでしょうが、鹿島相手の勝利は今後の自信になると思います。なんといっても開幕2連勝ですしね(^^) ただ、試合後ジウトンがピッチに倒れタンカで運ばれていったのが気になります。試合中も何度か倒れこみレガースを外したりしてましたし。
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