TOP > 2009年 > J1第1節 アルビレックス新潟対FC東京 4−1○ 新潟は2008年のチーム得点王のアレッサンドロが退団したものの、大島、ペドロジュニオール、曹永哲などの攻撃的な選手を多数獲得し、選手層の薄さに苦しんだ昨年とは違い期待を感じさせるメンバーとなりました。矢野、大島、ペドロの3人を同時に起用する為、長年続けてきた4−4−2から4−3−3へとフォーメーションを変更した事も注目点です。 対するFC東京は石川が怪我、GK塩田が虫垂炎で欠場、またブルーノクアドロスとカボレ(キャンプへの加入の遅れが原因)がベンチスタートとなるなどベストメンバーが組めずにいました。 【試合内容】 16分、今野のクロスに赤嶺がヘディングシュート。枠を外れてましたが枠さえとらえていれば入りそうなシュートでした。 新潟はジウトンを基点にボールを運ぼうとしますが、目の前の選手にパスカットされるなどイージーミスが多かったです。 40分、左サイドからのクロスにエリア内で永田がかぶってしまいましたがジウトンが大きくクリア。 終始押されていた前半でしたが、ロスタイムにジウトンが自陣からドリブルで駆け上がりペドロにパス、ペドロがエリア内までドリブル突破し落としたボールをジウトンがシュート! ジウトンが奪ったコーナーのキッカーは松下。松下の蹴ったボールはファーサイドのジウトンにぴったり合う正確さです☆ そしてジウトンは何故かどフリー(^_^;) ジウトンが強烈なヘディングシュートを決めて新潟が先制点を奪いました。 しかしFC東京のセットプレーのディフェンスが悪かったですね。 前半の印象としてはフォワード、中盤の3人がそれぞれフラットになっていて、うまくまわれば流動的にいけそうですが、ポジションが固定的で守備では様々な局面で人数不足、攻撃では貴章、ペドロがワイドにはる事が多くあまりボールにからめていなかった事と、スペースが少ないので貴章の武器の運動量が活かせていませんでした。 という様に何点取られてもおかしくないような内容の前半だったので「0−0で終われば上出来かな」と思ってたところの先制点は嬉しいですね(^^) 後半が始まり51分、全く崩されていない状況での近藤のシュートがゴール左隅に刺さり1−1の同点とされてしまいました。これはゴールを決めた近藤を褒めるしかないでしょう。。 そんなにピンチじゃないかと思ってたところに決められてびっくりです(-_-;) 同点とされてしまいましたが、後半に入り流れは完全に新潟に来ました。 失点した直後に右サイドで貴章をコーナーをゲット。そのコーナーを蹴るのはまたも松下! この得点シーンもFC東京からすればGKがパンチングすべきボールだったんじゃないかなと思います。 54分、ジウトンがドリブル突破し中央のマルシオへパス。マルシオはフリーだったのにシュートをふかしてしまいました(ToT) マルシオのこういうミスは珍しいですねぇ その直後、松下が中央をドリブル突破しそのままシュート! ゴールはなりませんでしたがまるで別のチームになった様な変貌ぶりにびっくりです。 中盤、フォワードの6人にジウトンが加わりポジションをかなり流動的に攻撃してきます。 68分、相手ディフェンダーのバックパスのミスをカットした大島が、右外を大きくまいてきたマルシオをおとりに使い左に切り返し左足でのシュートがゴール! 3−1とリードを広げました(^^) 70分、フリーキックのキッカーは松下。キッカーは松下で固定みたいですね。 しかしここでも新人キーパーはミスってしまったりとFC東京は塩田の欠場の影響はかなり大きいみたいですね・・ 72分、中央をドリブルで上がるマルシオが絶妙なスルーパス。オフサイドギリギリで飛び出したペドロが冷静にゴールに流し込み4−1となりゲームを決定付けました(^^) ほぼゲームが決まり余裕が出たのか、81分に大島 → 曹永哲、ロスタイムにマルシオ → 酒井と交代し新戦力も試す事が出来ました(^^) もう1点を取りに来るFC東京の攻撃をかわし4−1での勝利となりました(^^)v 開幕戦初勝利という事で嫌なジンクスを一つ消す事が出来ました☆☆☆ 新加入のペドロジュニオール、ジウトン、大島がそれぞれゴールを決めたのも嬉しいですね。 ペドロジュニオールの個人技、突破力はかなりの武器になりそうです。 ジウトンはパスのスピードが速いのと自陣から上がるスピードがかなり速いですね。スタミナもあるらしく北野がボールを捕ると真っ先に駆け上がるのがとても目立ちます。 チームとしては、前半みたいな受けにまわると弱そうですが、後半の様に主導権を取れればかなり強いチームになりそうな気がします。 色々と考えたりしてましたが、今年の新潟は色々なオプションがあって観てて面白いチームになる気がします(^^)v
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