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TOP2008年J1第21節 アルビレックス新潟対大分トリニータ 0−1 ×
スターティングメンバー

0−1・・・
蔦屋・峰弥書店サンクスデー
大分サポーター

新潟は前節出場停止のマルシオが復帰、大分は北京オリンピック帰りの西川、森重がスタメンに入ってきました。また怪我で欠場していた高松が久しぶりのベンチ入りとなりました。

【試合内容】
大分の3−5−2はとてもバランスが良く、ボランチのブラジル人二人がかなり効いていて、ボランチがボールキープするとサイドにフリーな選手が出来てました。
新潟が全くペースをつかめないまま、大分に攻められているとコーナーキックのこぼれ球を鈴木慎吾が強烈なボレー、枠を捉えてましたが北野がナイスセーブでした。

17分、中盤の底まで下がってきたウェズレイからの右サイドへのロングボールを松尾がかぶってしまい、フリーの高橋からのパスを金崎がシュート、北野が防ぎましたが、キャッチし損ねると詰めていたエジミウソンにかき出され、こぼれ球を森島に決められてしました。
松尾が目測を誤ってしまいましたが、この場面ではジャンプするなら絶対に触らないといけません(-_-;)
大分から見るとゆったりしたボール回しからエジミウソンが上がると空いた中盤にウェズレイがスッと下がってきて、ホベルトもウェズレイに良いタイミングで出しているのでウェズレイはプレッシャーなく蹴れていました。しっかり構えた相手を流動的な動きで崩すというのは新潟にはほとんどない攻め方なのでうらやましいです。。

前半は、新潟がいつものサイドからの早い段階でのクロスが、大分の3バックにほとんどはじき返されていました。(新潟は攻め手がないと単調なアーリークロスが増えてきます。。)

新潟は主にサイドバックを基点に攻めるので、ボランチがそのフォローで中々上がれなく流動的に攻めれない事と、マルシオをしっかりマークされてきたのでリズムが作れませんでした。


後半、状況を変える為にアウグストを入れてくるかと思いましたがメンバーチェンジはありませんでした。

大分が引いて守ってきたのでボールを持てる様にはなりましたが、新潟は引いた相手を崩すのはかなり苦手です。こういう時はサイドから攻めるのが基本ですが、大分からすれば中央からのミドルを打たれる怖さがないのでサイド攻撃をされてもエリア内をしっかり固める事が出来ていました。

後半15分、松尾からのクロスに貴章が飛び込んだところ上本に引っ張られて倒され主審がPKの判定、しかし副審がオフサイドを主張した為、PKは取り消されました。
(録画を確認したところ、貴章は松尾が蹴ってから上本と入れ替わって前に出ているのでオフサイドではありません(ToT) ジャッジなので仕方ないですが。。)
その後、何故か大分の選手が猛抗議、大体理由は想像出来ましたが気になって公式記録を見ると上本はイエローのままでした。大分の選手の抗議も良く分かります。。 オフサイドのミスジャッジもそうですが審判にはしっかりして欲しいです(T_T)

後半28分、寺川⇒アウグストの交代となりましたが、アウグストがボランチという訳でもなさそうで、恐らく勲のワンボランチになったみたいです。(松下が相当下がってフォローしてましたが)
松下、マルシオが良い動きしてるのでアウグストを使うポジションがちょっと難しいかなと思いました

アウグストが入りましたが、アウグストにはあまりボールが入らず状況はあまり変わりませんでした。 結局残りの時間もしっかりとした守備の大分を崩せず0−1の2連敗となりました。

ここ2試合の新潟は攻撃がかなり単調になってきてる気がします。
戦い方は変えないかとは思いますが、ウェズレイが中盤まで下がってきて中盤の選手がスペースに上がったりする様に、もう少し流動的に攻めてみて欲しいと思います。

大分は堅実なパス回しで守備も堅く、特にボランチの二人がしっかりしてるのでとても良いチームだと思いました。

新潟は悪い流れが続いてますが、アウグストがもっとチームに馴染むと少しは良くなってくるのではないかと思います。

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