TOP > 2007年 > J1第31節 アルビレックス新潟対FC東京 スタジアムの先週の天皇杯4回戦の敗戦で少し悪いイメージが漂っていましたが、スクリーンに映し出される選手達はいつも以上に気合の入った表情でした。そんな選手達を見て頼もしく思ったのはきっと私だけではないでしょう。 試合が始まると新潟は先週までの悪い流れが嘘の様に気持ちのこもったプレーを見せ、相手を圧倒していました。エジ、マルシオを相手DFが抑えきれなく押し込む場面が多くなっていました。ただし、FC東京も押し込まれてはいるもののルーカスの技術の高さに新潟DFが苦労していました。アーリークロスに千代反田が競りきれずフリーでヘディングシュートされるなど危ないシーンもありました。 新潟が作るいくつかのチャンスの中では、シルビのシュートフェイントからの右のエジへのパス、折り返しをシルビーニョがシュート。ブロックされたこぼれ球を勲がシュート、エリア内でマルシオがワンタッチで方向を変えて、入るかと思ったところをキーパー塩田がファインセーブ(T_T) あの距離で方向が変えられたシュートに良く反応して弾いたもんだなと思いました(土肥からスタメンを奪ったのも納得) その後も新潟は攻勢を続けていましたが、相手キーパーからのフリーキックを千代反田のヘディングクリアの方向が悪くルーカスに拾われ、中央の石川を見るべき坂本がルーカスのドリブル突破へのフォローの為に石川につけず(ルーカスの動きが素晴らしかった。。)、ルーカスはフリーの石川へパス、石川がかなり良いコースにシュートを打ちゴール。 優勢のチームが決めきれずワンチャンスをものにされる、というのは本当に何度もみてきました↓(逆に新潟はそういう試合をものにし残留してきたのかもだけど) そのまま前半終了。気になったのはスワンで試合をみた後、スカパー録画をもう一度見たのですが、解説者がかなりFC東京よりでした。たまにスカパーは若干のアウェイより解説はありますが、この日の解説は露骨で、FC東京の良い攻めには「ナイス!」とか新潟の攻めが止められると「良く止めました!」とか言ってるのはさすがにおかしいと思いました。。 個人的にはサッカーの解説は公平じゃないと面白くなく、代表のテレビ放送なんかはあまり好きじゃないし、新潟の試合も新潟の放送局でやってても新潟よりの解説は面白くないのでスカパーを録画する様にしてるので、この日の解説はかなり??でした(ーー;) (アルゼンチンリーグでの金田さんのボカよりの解説は自由奔放で面白く好きでしたけど(^_^;)) 後半、得点もあってかFC東京の動きが良くなり流れは五分五分になりました。ファールをとってくれない審判の判定にエジがイライラして、守備で追わない、欲しいタイミングでボールが来ないと動き直さない、という悪い時のエジになってしまいました。一緒に観戦してる友人に「今日はエジもうダメだ↓」なんて言ってた時に、徳永の不用意なボランチへのパスをマルシオがカットしドリブルで持ち込み、右でフリーのエジに良いタイミングでパス(この辺のパスのタイミングがマルシオは上手い!)エジの強烈なシュートはキーパーも触れずゴール! ゴール後「やっぱりエジは決定力が凄い!」なんて調子の良い事言って周りのみんなと喜んでました(^_^;) 得点後も良い流れは続いていましたが、エジのドリブル突破を体ごと止められたプレーに審判がノーファールの判定。インプレー中に審判に抗議にいくエジに誰もがまずい!っとおもったところに貴章が体ごと割って入ってとめ、ことなきを得ました。ナイス判断貴章! (しかしインプレー中に抗議はまずいよ。。 クリアボール拾ったのが新潟だったからまだ良かったけど) ゲームが動いたのは後半83分。寺川のロングフィードをエジがマルシオに浮き球のパス、浮いてる間にエジは動き出し、マルシオはダイレクトでスルーパス。このパスはFC東京DF2人を背走させる素晴らしいパスでした。エジは体をぶつけての走りあいはほとんど負けないので、振り切られ体勢を崩した茂庭がエジのシャツをつかみ倒してPKの判定。茂庭は猛抗議をしていましたが、録画を見ると完全にPKでした。間違いなく故意ではなく体のコントロールを失ってしてしまってのプレーなので抗議したい気持ちも分かりますが。。 この勝利でアルビレックス新潟残り3試合を残して5位となりました♪ |
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